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point4128_128住宅ローンを支払い続けることが出来ずに、やがて訪れる競売を待つよりは、任意売却を選んだ方がいいのですが、今回は任意売却のメリットを紹介していきます。どのようなメリットがあるのでしょうか?

任意売却という選択

任意売却というのは、住宅ローンを滞納した場合に、債権者(借入の金融機関)と話し合いを通じて、最良の解決方法になります。これは自宅を持っている人、そして債権者双方にとってメリットのあることです。

もし、この任意売却という手段を選ばなければ、競売という事態に発展します。この競売というのは、自宅を持っている人、債権者双方にとってデメリットの方が多くなります。

任意売却のメリット

任意売却のメリットは下記の通りです。

  • 競売よりも高く住宅が売れる可能性がある
  • 競売より短期間で売却できる可能性がある
  • 引っ越し費用が出る可能性がある
  • 残債務の交渉についての交渉が出来る可能性がある
  • 周りに知られずに売却することが出来る
  • 精神的な負担軽減になる

これらのことを期待することが出来ます。

競売よりも高く住宅が売れる可能性がある

競売手続きの場合ですと占有者の居住中が多いので、室内外を見て購入検討することが出来ないので、購入希望者が不動産業者などに限られてきます。

また、任意売却の方が競売よりも高い金額で自宅を売れる可能性が高く、例えば債務が2,000万円あるとして、競売の場合は、1,000万円での売却が予想される場合、任意売却であれば相場の1,500万円での売却を見込むことが出来ます。

競売より短期間で売却できる可能性がある

競売は以前より迅速化が図られていますが、裁判所が執り行う法手続きですので、ある程度の期間はかかるのです。競売差押えの申立てがなされてから基幹入札の開札日まで、およそ4カ月から半年程度の時間がかかります。

一方、任意売却は売りに出す自宅の購入希望者がいつ見つかるかにもよりますが、手続きに要する時間がないので、競売よりも短期間で不動産を売却することが出来る可能性が高くなります。

引っ越し費用が出る可能性がある

競売より多くの回収金額を見込めますので、引っ越し代相当額の配分を認めてくれる可能性があります。

一方、競売の場合、落札者には債務者(所有者)には、立ち退き料などの金銭を支払う義務はありません。場合によっては強制執行を行うことが出来るようになりましたので、立ち退き料はまったく期待できません。

残債務の交渉について、交渉に応じてもらえる可能性がある

任意売却は抵当権等抹消の協力が必要ですが、あくまでも債権者(所有者)の売却意志がなければ、不動産を売却することはできず、任意売却も成立はしません。

任意売却を行なうことは、すなわち債権者の債権回収に協力したともいえます。なぜなら、競売では多くの回収金額を見込めないからです。

つまり、相手方と協力体制をとっている分、その後における残債務の処理についての話し合いにも、比較的良好な関係で対応してもらえる可能性が高くなります。

周りに知られずに売却することが出来る

任意売却は、通常の売却と同じなので、基本的に実際の購入希望者以外の第3者に、住宅ローンが支払えない為に自宅を売ったという事実はばれません。

精神的な負担軽減になる

競売の場合は、裁判所の手続きによって強制的に家を売却され、換金化されるという話なので、家をとられた、というニュアンスになってしまうのです。

しかし、任意売却は、自分の意志で家を売ったという思いが強くなりますので、前向きな新しいスタートを切ることができ、精神衛生上もいいといえるでしょう。

まとめ

任意売却には、様々なメリットがあります。

  • 競売よりも高く住宅が売れる可能性がある
  • 競売より短期間で売却できる可能性がある
  • 引っ越し費用が出る可能性がある
  • 残債務の交渉について、交渉に応じてもらえる可能性がある
  • 周りに知られずに売却することが出来る
  • 精神的な負担軽減になる

特に、競売よりも多くの金銭を回収することができ、残債務の交渉に応じてもらえる可能性があるというのは、返済計画を立てやすくなる、大きなメリットがあります。

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