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住宅ローンの返済ができないという声がありますが、なぜ、住宅ローンの返済が難しくなるのでしょうか。社会の変化の側面から住宅ローンの返済が困難になる原因をみていきましょう。

住宅ローンが払えない

以前は、ギャンブルなどが原因で住宅ローンが支払えないケースも少なからずありましたが、最近では真面目に働いているのに住宅ローンが返済することができない事例が圧倒的に増えてきています。

高度経済成長時代は年功序列で勤めていれば何もしなくても給料が増えていました。今日よりも明日の方が生活はよくなると考えられていましたので、住宅ローンが払えないなんてことは想像もしていなかったと思われます。

しかし、現在は勤務先の業績悪化、それにともなうリストラ、賃金カットなどで収入が激減してしまい、住宅ローンの支払いも苦しくなってしまったというケースが増えています。また、一度、職を失ってしまうと再就職が難しく、運よく転職できたとしても以前よりもさらに収入減となり、住宅ローンを支払うことが難しくなったというケースも多くなります。

現在の日本では6万~7万人が競売で自宅を手放し、失っています。

ボーナスが確実に出るとは限らない

また、近年では年功序列・就寝雇用の時代は過去の遺物となり、景気がわるくなればリストラや給料・ボーナスカットは当たりまえです。そのため、以前は楽に支払うことのできていた住宅ローンの返済が厳しくなったという人も後を絶ちません。

毎月の返済額を減らすためにボーナス返済を利用している場合、返済額は大きくなるので、ボーナスカットは大ダメージとなるでしょう。ボーナスは確実な収入ではなく、不確実な収入なのです。そのため、ボーナスを返済に充てるというのはかなりリスクが高くなります。

また、バブル期以降、住宅ローンの返済期間は35年まで延長され完済時の年齢は80歳まで認められるようになりました。そのため、退職金での返済をあてにすることができました。しかし、退職金制度がなくなったり、退職金が目減りすることも珍しくありません。また、年金の受給額も減っています。そのため、定年退職後は生活するだけで精一杯であり、月々のローン返済には収入が追いつきません。

まとめ

高度経済成長期なら、常に明日は今より良かったのですが、現在は長い不況の影響のせいで、普通に働いているのに住宅ローンの返済をすることが難しいということが一般的です。

特に、勤務先の業績悪化でリストラになったり、賃金カットされ、以前のように収入をみこむことが難しくなっています。また、一度職を失うと再就職が難しく、運よく仕事が見つかったとしても以前よりも低収入なんてこともあり、現在では毎年6~7万人の人が競売で自宅を売却しています。

また、ボーナスも確実にでる時代ではなくなり、ボーナス返済を利用している場合、返済額は大きくなるのでボーナスカットは致命的なほどの悪影響になります。ボーナスは確実な収入ではなくなっているのです。

さらに、退職金制度がなくなったり、退職金が目減りし、年金の受給額も減少しており、て年退職後は住宅ローンの返済よりも生活するだけで精一杯となり、住宅ローンの返済が困難となるのが原因で、住宅ローンの返済が困難となっています。

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